FPGAvision FPGAベースビジョン

Heads: 平井 慎一
Contact: 坪井 辰彦

Date: 1999 - 2004

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立命館大学ロボティクス学科
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1

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研究内容

本プロジェクトの目的は,FPGA上にビジョンアルゴリズムを実装し,リアルタイム性,フレキシビリティ,コストパフォーマンスが高いビジョンシステムを実現することである.マッチトフィルタ法,位相限定相関法,ハフフーリエ変換法等をFPGA上に実装し,リアルタイム性とロバスト性の高い画像照合システムを構築する.

本プロジェクトでは,FPGA (Field Programmable Gate Array)上にビジョンアルゴリズムを実装し,CPUより高速で,ASICよりフレキシビリティとコストパフォーマンスが高いビジョンシステムを実現する.一般に,ソフトウェアによるビジョンアルゴリズムの実現は,高いフレキシビリティを持つがリアルタイム性に劣り,ASICによる手法はリアルタイム性に優れるがフレキシビリティとコストパフォーマンスに劣る.フレキシビリティとリアルタイム性とのこのようなジレンマを解決するために,FPGA上にビジョンアルゴリズムを実装する.

画像照合は,印鑑照合やサイン照合などのセキュリティ,指紋照合や虹彩照合などのバイオメトリクス,製品検査や物体ハンドリングなどのマニュファクチャリングを始めとして,様々な分野で基礎となる操作である.画像照合に関しては,正規化相関関数法,マッチトフィルタ法,位相限定相関法,ハフフーリエ変換法,一般化ハフ変換法など,従来より多くのアルゴリズムが提案されてきた.正規化相関関数法は,並進移動のみを対象とし,並進移動と回転移動を扱う他の手法と比較すると,比較的処理が単純である.また,正規化相関関数における演算は,画像圧縮などでも用いられるため,汎用性が高い.このような理由から,正規化相関法に関しては,いち早くVLSI化が行われたが,並進移動と回転移動を検出できる他の手法に関しては,VLSI化の試みが遅れている.そこで本プロジェクトでは,マッチトフィルタ法,位相限定相関法,ハフフーリエ変換法,一般化ハフ変換法等を,FPGA上に実装し,リアルタイム性とロバスト性の双方を満たす画像照合システムを構築する.

[FPGA]
FPGAベースリアルタイムビジョン

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FPGAボードによる重心計算

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[09] [07] [08] [09]
FPGAボードによる位置と姿勢の検出

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reference image input image occlusion
[05] [05] [05]
deformation illumination change halation
FPGAビジョンによるロバストなリアルタイム画像照合

担当

名前 学年 学位
山本 哲也 Graduated 工学修士
森原 浩之 Graduated 工学修士
山本 紘督 Graduated 工学修士
吉岡 弘晃 Graduated 工学修士
座光寺 正和 Graduated 工学修士
増渕 章洋 Graduated 工学修士
坪井 辰彦 Graduated 工学博士

研究発表

論文
国際会議
解説
口頭発表

参考資料


アルバム

FPGAビジョンによる実時間Hough変換 (mpg 2.7MB)

FPGAビジョンによる実時間Hough変換 (mpg 3.3MB)

FPGAビジョンによる実時間極座標変換 (mpg 8.1MB)

FPGAビジョンによる実時間極座標変換 (mpg 6.0MB)
 

FPGAビジョンによる平面運動検出 (mpg 9.5MB)

FPGAビジョンによる平面運動検出 (mpg 5.7MB)

FPGAビジョンによる二値化重心計算 (mpg 43.5MB)

FPGAビジョンのシステム構成

関連サイト