接触状態グラフを用いた組立過程の解析
組立作業の自動化のためには,装入過程の分析,可能性の選定ならびにそれら の難易度の評価が重要である.装入過程の分析に関しては,そのプロセスを一 連の接触状態遷移でモデル化し,それを接触状態遷移グラフで表現する手法が 提案されてきた.しかしながら,状態遷移グラフを計算機上で自動生成する解 法は示されていない.そこで本研究では,部品形状の持つ特徴情報から,接触 状態遷移グラフを自動生成するアルゴリズムを提案する.