clothpositioning 布地位置決め

Heads: 平井 慎一
Contact: 和田 隆広

Date: 1995 - 1999

Mailing address:
立命館大学ロボティクス学科
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1

Supported by:

Associated lab/group:
川村研究室

Jump to: 研究内容 | 担当 | 研究発表 | 参考資料 | 関連サイト

研究内容

本研究の目的は,布地上の複数の点を位置決めする作業における作業方策ならびに制御則を導くことである.このような作業を,複数の操作点を持つ分布型アクチュエーションシステムにより実現する.

現在の生産現場において,人手に頼ることが多い作業の一つに,布地のハンドリングがあげられる.たとえば,靴下の縫製においては,布地の複数の編み目の位置を合わせ,合わせた編み目を縫うという作業がある.この作業は人手を要する作業であり,自動化が望まれている.本研究の目的は,布地上の複数の点を位置決めする作業における作業方策ならびに制御則を導くことである.布地の位置決め作業は,

という特徴を有する.このような作業を,間接同時位置決め (indirect simultaneous positioning) と名付け,複数の操作点を持つ分布型アクチュエーションシステムにより実現を試みている.

間接同時位置決めにおいては,ビジョンシステムにより位置決め点(positioned points)の位置を計測し,それをフィードバックすることにより,操作点(manipulated points)の運動を制御する.位置決め点の位置から操作点の運動を決定するために,布地の粗いモデルを用いる制御則を提案した.提案する制御則はモデル化誤差に対してロバストであり,実際の布地の特性とモデルの特性との間に10倍程度の差があったとしても,間接同時位置決めを達成することができる.

間接同時位置決めの制御系

担当

名前 学年 学位
森 宏滋 Graduated 工学修士

研究発表

著書(章)
論文
国際会議
口頭発表

参考資料


ニット地の間接同時位置決め (mpg 1.5MB)

間接同時位置決めシステム

メカニカルフィンガー

布地の二次元ISP

布地の一次元ISP

関連サイト